2008.12.18 Thu
ドナドナ
世の中は未曾有の不景気だったりするわけですが、それでも街は忘年会やクリスマス気分で盛り上がりを見せています。
ご多分に漏れず昨晩は忘年会だったわけで、今朝はちょっとお疲れモードでの出勤だった。
通勤途中にある大きな交差点で、停車のタイミングを誤った大型トレーラーの荷台が横断歩道を半分近くふさいでいた。
邪魔くせーなーと思いつつも、のんびり次の青信号までは待てないので避けつつ渡り始めると、ちょっと香ばしい匂いが鼻をかすめる。
おやっと思って振り向くと案の定荷台には6〜7頭の牛が乗せられていた。
そのうちの1頭と目が合ったような気がした。
黒いがっしりした身体に似合わないつぶらな瞳がかわいらしい。
他の牛たちもおとなしく信号待ちだ。
牛たちは一様につぶらな瞳をして、セコセコと職場に向かう俺たちを見下ろしている。
そんな光景になんだかちょっと嬉しいような暖かい気持ちになった。
ふと、あることに気がついた。
彼らを乗せた車の向かう方向。
品川方面だろうか?
少なくとも郊外に向かってはいないようだ。
品川には確か・・・・
「東京都中央卸売市場」
の
「食肉市場」
そっちには「牛さん専用温泉施設」もなければ夢の「モーモーランド」もありはしない。
あのつぶらな瞳の牛さんたちを待つ過酷な現実に気がついたとき、さっきまでの能天気なほのぼのとした気分は雲散霧消し、残されたのは陰鬱な気分だけだった。
胃もたれのようなグッタリした気分を抱えながら職場へと向かう。
それでも俺たちは生きなければならないんだ。
いくつもの命を食らい、それを自分の命の炎として灯しながら。
植物であろうが動物であろうが、我々は他の命を消化しなければ生きる術がないのだ。
なんという業。
けれどもそれが運命である以上、俺たちはこの命のリレーをつながなければいけないんだ。
よしっ!
生きよう。
そして俺たちが消費してきた数多の命たちのためにも、この俺の生命の種を受け取ってくれ給へよそこの君。
・・・あっ、ダメですか。そうですか。すいません。すいません。
ご多分に漏れず昨晩は忘年会だったわけで、今朝はちょっとお疲れモードでの出勤だった。
通勤途中にある大きな交差点で、停車のタイミングを誤った大型トレーラーの荷台が横断歩道を半分近くふさいでいた。
邪魔くせーなーと思いつつも、のんびり次の青信号までは待てないので避けつつ渡り始めると、ちょっと香ばしい匂いが鼻をかすめる。
おやっと思って振り向くと案の定荷台には6〜7頭の牛が乗せられていた。
そのうちの1頭と目が合ったような気がした。
黒いがっしりした身体に似合わないつぶらな瞳がかわいらしい。
他の牛たちもおとなしく信号待ちだ。
牛たちは一様につぶらな瞳をして、セコセコと職場に向かう俺たちを見下ろしている。
そんな光景になんだかちょっと嬉しいような暖かい気持ちになった。
ふと、あることに気がついた。
彼らを乗せた車の向かう方向。
品川方面だろうか?
少なくとも郊外に向かってはいないようだ。
品川には確か・・・・
「東京都中央卸売市場」
の
「食肉市場」
そっちには「牛さん専用温泉施設」もなければ夢の「モーモーランド」もありはしない。
あのつぶらな瞳の牛さんたちを待つ過酷な現実に気がついたとき、さっきまでの能天気なほのぼのとした気分は雲散霧消し、残されたのは陰鬱な気分だけだった。
胃もたれのようなグッタリした気分を抱えながら職場へと向かう。
それでも俺たちは生きなければならないんだ。
いくつもの命を食らい、それを自分の命の炎として灯しながら。
植物であろうが動物であろうが、我々は他の命を消化しなければ生きる術がないのだ。
なんという業。
けれどもそれが運命である以上、俺たちはこの命のリレーをつながなければいけないんだ。
よしっ!
生きよう。
そして俺たちが消費してきた数多の命たちのためにも、この俺の生命の種を受け取ってくれ給へよそこの君。
・・・あっ、ダメですか。そうですか。すいません。すいません。
| ■ 日々雑感 | 18:07 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑























