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「レフト・ハンデッド・ウーマン」 大村憲司

「早筆右三郎」ってNHKの時代劇ドラマがあった。
「早筆」ってのは今で言うところの新聞記者で、取材をしながら難事件を解決していくってドラマ。
なんと江守徹が主演。
ドラマ自体も面白かったんだけど、エンディングのテーマがめちゃくちゃかっこ良かった!
「えっ、何これっ!」ってクレジットを見ると深町純の作曲とな。
当時はクロスオーバー、後のフュージュンが盛り上がってる時期で、ご多分に漏れず俺も聞きまくってた。
いや、もうとにかくカッコ良くて衝撃的でした。
後に名盤の誉れ高い「深町純とニューヨークオールスターズ/ON THE MOVE」に収録されて「DEPARTURE IN THE DARK」って曲名が判明するんだが、オイラ的にはドラマに使われてた曲のアレンジのがスリリングで好きだったんだよな。

で、それはさておき、とにかく深町純を聞かなくちゃってことで早速レコード屋さんへ!
あの頃はそれが使命だと思ってた節がある(笑)

当時は今ほど情報もないから、雑誌(ったって「ミュージックライフ」と「音楽専科」くらいしかなかったけど)の情報とあとは勘で購入ですわ。
おこづかいの大半をはたいてハズレを買っちゃった時のガックリ感はすごかったなぁ。

いきなり深町純って言っても予備知識もなく、さらにそれほどメジャーな存在でもなかったからレコード屋にも数枚あるかないか。
つらつら探しているとオイラの目を捉えて離さないジャケット写真が!

second_phase.jpg

思わずジャケ買い(笑)
深町純の「セカンド・フェイズ」

セカンドって言うくらいだから2枚目なのかなとか思いつつ、恐る恐るプレーヤーの針を下ろす(今の人はこの表現わかんないだろうなぁ)
なんと!
かっこいいじゃあ〜りませんか!
いきなりシューベルトの「アベマリア」のアレンジもの。
で、特筆すべきが2曲目の「レフト・ハンデッド・ウーマン」です!
大村憲司の代表曲と言っていいこの曲、このアルバムが初演だそうな。
その後、自身のアルバムや、コラボレーションアルバムなんかでもやってますが個人的にはこのアルバムのアレンジ、演奏が一番好きです。

なんつーか「ケンジ・ショック」での演奏が『西海岸のビアバーでバドワイザーを飲んでるヤンキー娘のTシャツから見え隠れする胸の谷間に萌えてる』感じだとすると、「セカンド・フェイズ」版は『雪深い北陸のスナックで憂いを含んだ北陸美人に切れ長の目で見つめられて潤んだ瞳に射貫かれる』って感じ。
えっ、よくわかんない?
まぁ、なんだ、つまりそういうことですよ(良くわからずじまい)

残念ながら「セカンド・フェイズ」のCD化ってされてないらしく、「セカンド・フェイズ版レフト・ハンデッド・ウーマン」は幻の名テイクになっちゃうのかなぁなんて思ってたら、なんと「ファースト・ステップ」の復刻CDのボーナストラックに収録されてるって言うじゃありませんか♪
さらにiTunes Storeでも販売されてるとな!(ほかでもダウンロード販売やってるようです)
便利な世の中になったなぁ(遠い目)
早速ダウンロードして30年ぶりに聞いてみたんだけど、やっぱ激しくカッコいいっす!

潤んだ瞳に射貫かれました(笑)

| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 20:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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