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「さよなら」の向こうがわ

俺が変な夢見たからじゃないとは思いますが、オグシオがコンビ解消しちゃいましたね。

コンビ解消ってのもなんかアレな感じですが(笑)

コンビとして挑む最後の選手権も見事5連覇を達成し、容姿と共に実力に裏づけされた人気だったんだなぁとあらためて感じたわけですが、やっぱ正直もったいないと思う。

まぁいろいろ考えての結論だろうから異論をはさむつもりは毛頭ありませんが、それでも正直な気持ちとしてはロンドンでリベンジなんてのも見たかったっすね。

シャトルがふわりとコートに落ちて勝利が決まった瞬間に、それまでとは全く別人のように泣きじゃくる二人を見ててなんか胸が熱くなった。
いろんな感情が一気に噴出したんだろうなぁ。
たぶん、もうこの二人でコートに立つ事はないんだという寂寥感がやはり一番強かったんじゃないだろうか?
初めてペアを組んでからの9年間には二人にしかわからない苦労や努力があったんだろうね。
それが今、別々の道を選び離れていくわけです。
そんな事を思いやると、見ている方もちょっとジーンと胸に来るものがあります。

例えば学生スポーツなんかもそんな気持ちにさせられます。
シーズン最後の大会の場合、3年生や大学なら4年生は優勝校以外、敗退イコール引退になるわけです。
負けた悔しさと共に、もうこのメンバーで戦う事はないんだという寂しさから、大の男が号泣するなんてことも良くある光景です。
思わずもらい泣きしそうになって何度鼻をつまんだ事か(笑)

ところでちょうど今、高校アメリカンフットボールは全国大会の真っ最中です。
まぁ全国といってもアメフト部のある学校はたいしてないので、実際は関西大会、関東大会を各々戦い、それぞれの覇者がクリスマスに日本一を賭けて「クリスマスボウル」で激突するわけです。
「アイシールド21」で主人公達が目指す大会って実在するんですよ。

関東大会の初戦。
朝から断続的に降り続いた雨のせいか、真冬並みに冷え込んだスタジアム。
午後の、それほど遅くない時間にもかかわらず、どんよりとたれ込めた雲のせいでスタジアムは薄暗い。
気がつくと、ちょっと気が早いようでもあったが照明が点灯されていた。
試合はすでに第4クォーター。
残り時間あと数十秒。
実力校同士の対戦で一進一退の展開だったが、終盤に来て得点は1タッチダウン差。
リードするチームがさらに攻撃権を得て相手ゴール前にジリジリと迫る。
ディフェンスチームは必死に守るが、巧みに時間を消費され絶体絶命だ。
もはや試合終了を待つばかり。
それでもゴールライン上に並んだディフェンスチーム達は自らを鼓舞するべく声を上げる。
それに呼応するようにサイドライン上に並んだチームメイトたちも祈りにも似た気持ちで声を上げる。
最後まであきらめない気持ちがチーム全員の声となりスタジアムに響きわたる。
相変わらずの冷たい雨に濡れたヘルメットが、照明に照らされて切なく光った。

奇跡は起きなかった。

フェイスガードに隠れて、はたして彼らが泣いていたのかはわからない。

それでもきっと、苦しかった夏の合宿や、夜遅くまで頑張った練習や、苦手だったミーティングの事なんかや、3年間バカみたいにフットボールに打ち込んできて、そしてもう2度とこのメンバーで戦えない事なんかが胸に去来してんだろうと勝手に想像して泣けちゃいました。

妄想系はこういうとき不利ですね(苦笑)

でもなんかあれですよ。
そうして何かに打ち込んだ事は、きっといつか糧として自分に戻ってくると思うんだよなぁ。

| ■ 日々雑感 | 19:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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