2008.06.14 Sat
夏の想い出
ちょっと重いネタが続いたんで気分を変えて。
高校生の頃の話です。
夏休みが近づいたある日の事。
教室でグダグダしてる俺達の元に貴重な情報が届けられた。
「お前らよぉ、今年の夏は新島行かねーか?なんかすげー穴場があるらしいんだよ」
「マジかよっ!」
関東圏の人はピンと来るんだけど、夏の伊豆七島、特に新島はナンパパラダイス!憧れのラブアイランド♪なんである。
当時の関東の若者は新島にさえ行けば「ヤレる」と盲信していた(そうでもない?)
しかも「穴場」と来たもんだ!妙な連想を抱かないわけがない(そんな事ない?)
当然俺達もご多分に漏れずあーんな事やそーんな事を妄想しまくり、満場一致で新島行きは決まった。
残念ながらその時点で俺はまだ童貞だったから、期待よりは不安のが大きかったのを覚えている。
『うまくいかなかったらどうしよう!そもそも場所がハッキリとわからんじゃないか!』
当時はネットなんてもんはないから、女子の身体がどんな構造で出来ているかなんて明確に知る由もなかった。
今の若い連中が羨ましいぜ!
さて、そうこうするうち梅雨もあけて夏休みに突入。
いよいよラブアイランドに出発の日が来る♪
本当は8月に入ってからにしたかったんだけど船のチケットが取れなくて、夏休みに入ってすぐの平日だったと思う。
梅雨があけないんじゃないかとヤキモキしたんだけど、ギリギリで梅雨明けが間に合った。
当日は夜に竹芝桟橋から東海汽船で出発。
2等船室で雑魚寝しながら明け方に島に到着するってのがお決まりのパターンだ。
さて、島に到着して寝不足と船酔いでヘロヘロになりながら港に下り立つ。
朝早いから港には民宿の出迎えの人と本土からの荷物待ちの人がチラホラいるくらい。
俺達の宿は港からバスでさらに奥へと向かうわけで、バスの時間までブラブラ時間を潰したんだと思う。
良くは覚えてないけど、けっこう遠かったような気もします。
なんつっても穴場だからして♪
朝早いから港も宿までの道すがらもひっそりとしてた。
それでもこれから起きるであろう、めくるめく青春の1ページにワクワクドキドキだった。
民宿について荷物を置いたらとりあえず海に行こうってことになる。
ここらへんはさすが高校生だよな。
今の俺ならとりあえず昼くらいまで寝ちゃうもの(笑)
午前中の海にはまだ誰もきていなかった。
やっぱ海はイイ!
奥まった入江にあるビーチは幅も狭く、ちょっとプライベートビーチのような感じ。
水のキレイさと、思った以上に冷たい水に俺達ははしゃぎまくった。
さて、潜ったり波に乗ったりしながら遊びまくったら腹が減ってきた。
どうやらそろそろ昼飯時だ。
とうぜん弁当なんて用意してないから、一旦宿に戻る事になる。
この時点でホントなら気がつくべきだったんだよな。
俺達の泊まった民宿では昼飯は用意できないって事で近所の食堂へ行く事になる。
とは言えほとんど店の無いエリアだったから選択肢はなかったような気がするんだが。
食堂でラーメンを食って、ついでにかき氷を頼んだりして夏を思いっきり満喫である!
他にする事もないんでビーチに戻る。
そろそろビーチも混みはじめてる頃だろう。
カラフルな水着を身にまとった女子達の嬌声や姿態を思い浮かべて防砂林を越えるとそこには!
・・・・誰もいない。
はれ?
どゆこと?
ビキニは?
ビーチボールは?
サンオイル塗りっこは?
どこなのコパトーンっ!
結局帰るまでの3日間。
家族連れが何組か来ただけで、私立女子高のお嬢様4人組も、ちょっとエッチな女子大生2人組も、やさしく教えてあげるね的なOL5人組なんてのにお目にかかる事はなかった。
「結局さ、新島の伝説なんて嘘なんだよ。俺達まんまと騙されたんじゃね?」
「そりゃそーだよな、誰でもヤレるなんてそんな事あるわけねーよな」
「B組の吉田のやろー、フカシいれやがったんだな」
「そだそだ」
と納得して帰路へ着く事になる。
帰りは昼頃のバスに乗って港へ行き、東海汽船で一路東京へ夕方着だったような気がする。
バスに揺られてガッカリ感もゆらゆら揺れます。
真っ青な空に入道雲が悲しいくらい白い。
思えばこの3日間。
砂や海、空や雲の青と白の世界にどっぷりと浸りまくった。
まぁそれはそれで楽しかったし良しとしよう。
それでも蝉の声が切なく響きます。
やがてバスは島の中心地にさしかかる。
そこで俺達が目にしたのは!
日に焼けた、いけ好かないにーちゃん達の冗談に「やだー、もう!」と嬌声をあげる私立女子高のお嬢様4人組や、エッチな女子大生2人組や、やさしく教えてあげるね的なOL5人組さん達だった。
そこにはビキニにTシャツを羽織ったカラフルな世界が広がっていた。
獲物を狙うようなイヤラシイ目つきの男達と、誘い水をまくかのような派手ないでたちの女達。
俺が妄想の中で思い描いたこれぞまさしく「新島ので・ん・せ・つ!」
「こ、ここにいたんだ!」
俺達はあまりの事に絶句した。
仲間の一人が振り絞るような小さな声でつぶやいた。
「あそこ、ホントに穴場だったんだな」
俺の童貞ライフがそれからしばらく続く事になったのは言うまでもない。
高校生の頃の話です。
夏休みが近づいたある日の事。
教室でグダグダしてる俺達の元に貴重な情報が届けられた。
「お前らよぉ、今年の夏は新島行かねーか?なんかすげー穴場があるらしいんだよ」
「マジかよっ!」
関東圏の人はピンと来るんだけど、夏の伊豆七島、特に新島はナンパパラダイス!憧れのラブアイランド♪なんである。
当時の関東の若者は新島にさえ行けば「ヤレる」と盲信していた(そうでもない?)
しかも「穴場」と来たもんだ!妙な連想を抱かないわけがない(そんな事ない?)
当然俺達もご多分に漏れずあーんな事やそーんな事を妄想しまくり、満場一致で新島行きは決まった。
残念ながらその時点で俺はまだ童貞だったから、期待よりは不安のが大きかったのを覚えている。
『うまくいかなかったらどうしよう!そもそも場所がハッキリとわからんじゃないか!』
当時はネットなんてもんはないから、女子の身体がどんな構造で出来ているかなんて明確に知る由もなかった。
今の若い連中が羨ましいぜ!
さて、そうこうするうち梅雨もあけて夏休みに突入。
いよいよラブアイランドに出発の日が来る♪
本当は8月に入ってからにしたかったんだけど船のチケットが取れなくて、夏休みに入ってすぐの平日だったと思う。
梅雨があけないんじゃないかとヤキモキしたんだけど、ギリギリで梅雨明けが間に合った。
当日は夜に竹芝桟橋から東海汽船で出発。
2等船室で雑魚寝しながら明け方に島に到着するってのがお決まりのパターンだ。
さて、島に到着して寝不足と船酔いでヘロヘロになりながら港に下り立つ。
朝早いから港には民宿の出迎えの人と本土からの荷物待ちの人がチラホラいるくらい。
俺達の宿は港からバスでさらに奥へと向かうわけで、バスの時間までブラブラ時間を潰したんだと思う。
良くは覚えてないけど、けっこう遠かったような気もします。
なんつっても穴場だからして♪
朝早いから港も宿までの道すがらもひっそりとしてた。
それでもこれから起きるであろう、めくるめく青春の1ページにワクワクドキドキだった。
民宿について荷物を置いたらとりあえず海に行こうってことになる。
ここらへんはさすが高校生だよな。
今の俺ならとりあえず昼くらいまで寝ちゃうもの(笑)
午前中の海にはまだ誰もきていなかった。
やっぱ海はイイ!
奥まった入江にあるビーチは幅も狭く、ちょっとプライベートビーチのような感じ。
水のキレイさと、思った以上に冷たい水に俺達ははしゃぎまくった。
さて、潜ったり波に乗ったりしながら遊びまくったら腹が減ってきた。
どうやらそろそろ昼飯時だ。
とうぜん弁当なんて用意してないから、一旦宿に戻る事になる。
この時点でホントなら気がつくべきだったんだよな。
俺達の泊まった民宿では昼飯は用意できないって事で近所の食堂へ行く事になる。
とは言えほとんど店の無いエリアだったから選択肢はなかったような気がするんだが。
食堂でラーメンを食って、ついでにかき氷を頼んだりして夏を思いっきり満喫である!
他にする事もないんでビーチに戻る。
そろそろビーチも混みはじめてる頃だろう。
カラフルな水着を身にまとった女子達の嬌声や姿態を思い浮かべて防砂林を越えるとそこには!
・・・・誰もいない。
はれ?
どゆこと?
ビキニは?
ビーチボールは?
サンオイル塗りっこは?
どこなのコパトーンっ!
結局帰るまでの3日間。
家族連れが何組か来ただけで、私立女子高のお嬢様4人組も、ちょっとエッチな女子大生2人組も、やさしく教えてあげるね的なOL5人組なんてのにお目にかかる事はなかった。
「結局さ、新島の伝説なんて嘘なんだよ。俺達まんまと騙されたんじゃね?」
「そりゃそーだよな、誰でもヤレるなんてそんな事あるわけねーよな」
「B組の吉田のやろー、フカシいれやがったんだな」
「そだそだ」
と納得して帰路へ着く事になる。
帰りは昼頃のバスに乗って港へ行き、東海汽船で一路東京へ夕方着だったような気がする。
バスに揺られてガッカリ感もゆらゆら揺れます。
真っ青な空に入道雲が悲しいくらい白い。
思えばこの3日間。
砂や海、空や雲の青と白の世界にどっぷりと浸りまくった。
まぁそれはそれで楽しかったし良しとしよう。
それでも蝉の声が切なく響きます。
やがてバスは島の中心地にさしかかる。
そこで俺達が目にしたのは!
日に焼けた、いけ好かないにーちゃん達の冗談に「やだー、もう!」と嬌声をあげる私立女子高のお嬢様4人組や、エッチな女子大生2人組や、やさしく教えてあげるね的なOL5人組さん達だった。
そこにはビキニにTシャツを羽織ったカラフルな世界が広がっていた。
獲物を狙うようなイヤラシイ目つきの男達と、誘い水をまくかのような派手ないでたちの女達。
俺が妄想の中で思い描いたこれぞまさしく「新島ので・ん・せ・つ!」
「こ、ここにいたんだ!」
俺達はあまりの事に絶句した。
仲間の一人が振り絞るような小さな声でつぶやいた。
「あそこ、ホントに穴場だったんだな」
俺の童貞ライフがそれからしばらく続く事になったのは言うまでもない。
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