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尾道紀行(1)



オイラの世代は「尾道」というとまず連想するのが大林監督の映画「尾道三部作」じゃないすかね?
狭い路地や、急な階段、高台から見下ろす街並みの先に広がる海。
東京に住む者にとっては、まるで現実味のないファンタジーの世界に思えた。

まだ見ぬ遠い土地にほのかな憧れを抱いてはいたんだけど、現実に自分がそこを訪れることになるとはつい最近まで思ってもみなかった。
まぁ多少仕事も落ち着いてきて、自分の時間が多少なりとも持てるようになったからだけど、忙殺されて自分の時間をないがしろにしてきた事がちょっぴり悔やまれます。

さて早いもので映画公開からもう25年だって。
尾美としのりもすっかりお父さん役が板についちゃってるもんね。
それでも「尾道」は当時のままなんだろうなと、根拠もなく確信してたりして。
毎度の事なんだけど今回も日帰り旅です。
場所もほとんど決めない気ままな訪問だから、定番スポット見逃してたりと、帰ってきてからネットで調べて後悔しきりです。
でも、それはそれで楽しいんだけどね。
事前に調べすぎちゃうと、観光スポットを回るのに精一杯で、街の息づかいのようなものが感じられなかったりするから。

あー、でも今回はかなり後悔してます(笑)
これといった観光スポットがあるわけでもないんだけど、また行きたくなる不思議な街ですね。

■羽田はいにくの雨


■広島空港は良い天気!


■空港のバスターミナル


■リムジンかと思ったら、普通のバスじゃん!しかも運転が粗くて怖いのなんの。


東京は雨でしたが広島はばっちり晴れ!
しばらく涼しい日が続いてたんだけど、この日は暑かったぁ。
広島空港からバスで「三原駅」へ出て、JR山陽本線で2駅目が「尾道」です。





山陽本線の「糸崎」を越えしばらくすると線路は海と出会う。
瀬戸内海の穏やかな海だ。
日常から開放される瞬間です!

onc050.jpg
■瀬戸内海!海というより広い川って感じです。


しばしぼんやり車窓の外を眺めているとほどなくして「尾道」到着。
実は予定していた便に乗れなくてこの時点ですでに午後2時をすぎていた。
本当は「時をかける少女」のもうひとつの重要なロケ地「竹原」にも行きたかったんだけど断念です。



■潮の香りがして気持ち良いです。のどかな昼下がり!


今回の一番のお目当ては尾道ラーメンを食べる事。
調べてみると「朱華園」さんと「つたふじ」さんが有名のようです。
腹は減ってるもののどっちにするか決めかねてました。
大雑把な場所はわかってたんで、ぶらぶらと歩いていく事に。
天気がいいのと久しぶりの潮の香りがいやが上にも気持ちを盛り上げてくれる。

海沿いの道をぶらぶら行くと渋い旅館発見!
なんかいいなぁ。
寅さんとかが泊まりそうな宿ですね。

海も近いし窓辺でのんびりなんてしたら幸せを感じそうです。

■窓からの眺めはいいんだろうなぁ。いつか泊まってみたいものです。


尾道の目の前の「向島」へはもっぱらフェリーが市民の足のようです。遠くに尾道大橋が見えますが車ならいざ知らず、自転車じゃ迂回できないもんね。
料金は自転車込みで100円しないらしい。
瀬戸内ならではですね。

■フェリーはすっかり市民の足のようです。


■船を待ってたたずむ姿をみると、ここにいくつものドラマがあったんだろうなぁと思います。


けっこう歩いて「あれぇ?道間違えたかなぁ?」と思い始めたところで前方に行列発見!
あれだ!
2時過ぎにもかかわらず行列とは!これは期待が持てますなぁ。
お腹もすいてたんであっさり「つたふじ」さんに決定。
後でわかったんですが「朱華園」さんはお休みだったぽい。

■昼時を外してもこの行列!


平日の昼間だから15分ほどで店内へ。

事前情報では無愛想な店主がやってるって事だったんだけど、この日はおばちゃんと店員さん(娘さんかな?)の三人体制。
ちなみに店員さん(娘さん?)かわいかったっす♪
店内はカウンターのみ11席。
確かに無愛想なおやじがラーメンを作ってますが、むしろおばちゃんのがおっかなそうです(笑)

醤油ベースのスープに揚げ玉のように見えるのが豚の背あぶら。
すっきりとコクのあるスープはさすがに美味かったっす!
個人的には麺はもうちょいツルツル麺のが好みでしたが。

でもしっかり完食です。

■ちょっとクセのあるスープがうまいっす!背油がすごい。


| 尾道 | 17:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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尾道紀行(2)

■有名なでかい時計。映画ではくるくる逆回転してましたね。
■風情のあるお店ですねぇ。


腹ごしらえもすんだところで、向かうは映画のロケ地!
とは言えあまり調べてないんでとりあえず山方面へ向かって歩いていきます。
千光寺公園へのロープウェイが見えてきます。
つー事は向かって右手が映画「転校生」で主人公が転がり落ちる階段のある「御袖天満宮」とか大時計が印象的な「梶山時計店」なんかがある・・・はず。

まぁなんとかなるでしょ。

といきなり「梶山時計店」発見。
いやぁ、こんなすぐに見つかるなんてちょっと拍子抜けです。
で、気の向くまま山のほうへ。

路地を曲がって階段とか、階段とか、階段とか、階段とかハァハァ。
なんかやたら長い階段を登ったら「御袖天満宮」についた。

しかし細い路地ばっかりですね。
こりゃ山の上のほうにすんでる人は足腰強くなるね。
自転車とか車とか入れないし。
しかし救急車とか消防車とか入れないと思うんだけどどうするんだろう?

■これぞ尾道!って感じの路地ですね。
■とにかく坂です。
■しっとりとした坂道がイイ感じですね。


それとやたら墓地が多い。

まぁもともと寺が多いからあたりまえなんだけど、高台から海を臨むこんなところのお墓なんていいよなぁ。
きっと昔の人もそう思ったんでしょうね。

しばし休憩して路地を右に左に曲がっているうちにどこにいるのかわからなくなってきた。
幸い海が見えるから方向だけはわかるんだが。
と、レンガの道が。
案内図に「西國寺」の文字。
きっと有名なお寺なんだろうと行ってみる事に。
しっかし坂と階段が多くて脚にきてます(汗)
しばらく登ったら緩やかな下りに。
「上り坂」と「下り坂」はいったいどっちが多いんだ?とくだらない事を考えながらたどり着くとでっけーわらじが!
なんでも「仁王様のように丈夫な脚になるようにとの健脚祈願のシンボル」なんだそうな。
最近足腰弱ってきてるからご利益あるといいなぁ。

■わらじ。でか過ぎ(笑)


ところでレンガの道は「レンガ坂」と言うらしいんですが、ちょうど登りきったところに喫茶店がありました。

どう考えても景色が良さそうです。
なんだけどオフシーズンの平日に営業してるんだろうか?
うーむ。
今降りてきた坂をまた登って営業してなかったら凹むよなぁ。
でも喉も渇いてきたし、景色にも惹かれるものがある。
迷いつつも戻る事に。

■お店に入るの、ちょっと勇気がいりました。


おそるおそる覗き込んでもお客さんの気配無し。

でもなんとなく営業はしてるっぽい。
えいやっ!で入ってみると「いらっしゃいませぇ」との声が奥のほうから。
ほっ。
おばちゃん(つーかおばぁちゃん)が「今日は暑いねぇ」なんつて出て来てくれた。
いやぁ、窓からの景色は絶景です!
■尾道の街が一望に出来ます。


■夜に来てみたいっすね。


夜はもっときれいなんだって。
さらに9月末からの土曜日には「灯り祭り」ってのをやるらしく「その頃来りゃ良かったに」との事。

すごいキレイなんだそうな。

狭い階段を無数の灯りがほんのり照らし出す。
「キレイね」
「うん」
どちらからともなく手をつなぐ。
そっと寄り添うようなキミのぬくもりがほんのり感じられてドキドキする。
「ねぇ、今ドキドキしてるでしょ?」
いたづらっぽく微笑んで俺を見上げる。
握った手にそっと力をこめてくる。
潤んだ瞳が無言で語りかけてくる。
『ダイスキダヨ』
胸の奥から愛おしさがこみ上げてくる。
抱きしめたくなる衝動を押さえるので必死だった・・・

はっ、妄想してしまった。

「安部さんはだらしないねぇ」なんて話をおばちゃんとひとしきり。
アイスコーヒーとサービスなのか出されたパウンドケーキを平らげた頃にはそろそろ時間が気になりだしていた。
ちょっと名残惜しかったんだけどおいとまする事に。
はたして、この先このおばちゃんに会うことはあるんだろうか?ないんだろうなぁ?なんてちょっとセンチな気分でお店を出る。
「よい旅をお過ごしください」
出がけにかけられた言葉に今の自分が「旅人」である事に気がついた。
なんか、こう、ちょっと感動です。

| 尾道 | 17:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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尾道紀行(3)

レンガ坂を降りて山陽本線の線路まで歩くと、そろそろ微妙な時間になりつつあった。
19時半の最終便で東京に戻るとなると、18時25分の三原駅発のバスに乗らないとならない。
となると18時の電車に乗らないと・・・・
時計を見ると16時40分。
駅に戻るには早すぎるなぁ、と思いつつ千光寺ロープウェーが視界に。
あれ乗っとかないと後悔するよなぁ。
でも登って降りて間に合うんだろうか?

■乗り場前の猫。尾道はやたら猫が多い気がする。


とりあえず乗り場まで行ってみる。
ロープウェーは15分毎に出ているんだけど、帰りのロープウェーはどうなんだろう?
窓口で聞いてみると17時15分が最終らしい。
今ならギリギリ16時45分に間に合うからなんとか戻って来れそうです。
「歩いて降りてきてもだいたい20分から30分くらいですよ。皆さんたいてい片道で乗って歩いて下りてこられますよ」と商売っけがない(笑)

まぁ大丈夫だろう!
行ってみよーって事で切符を買って乗り場へGO!

・・・誰もいない。

■貸し切り状態。チラっとガイドさんが写ってます。


オフシーズンの平日。しかももう夕方近いし仕方ないか。
まぁ誰にも気兼ねなく写真も撮れるからかえっていいよな。
と思っていると制服を着た女性が。
あっ、扉は自動じゃないのね。まぁそうだよなぁ。
なんて思ってると発車の時刻とともに乗り込んでくるじゃあ〜りませんか!

えぇ?ガイドさんなわけ?しかし二人きりってちょっと気まずくね?
しかもですよ、このガイドさんかわいいんですよ。メガネっ娘で♪

ちょっと気まずそうにはにかみながら、頬をうっすら赤く染めるガイドさん。
「二人きりですね。こんな事初めてです。でも、あなたと二人なら大丈夫。お願い、私を抱いて!そしてこの街から連れ出してください。あなたの街で二人で暮らしたい!」

ハッ、また妄想してしまった。

■ロープウエーからの景色は絶景です!


さすがに二人なんでいわゆる観光ガイドと言うよりは世間話っぽかったけど、そのほうが楽しかったっす。
「大和のセットが公開されてた頃は、びっくりするくらい人が来たんですよ。地元じゃぜんぜん期待してなかったんですけどね」なんて素の話まで。
しかしここでこの旅最大の不覚をとってしまった。
ガイドさんの写真撮ってないんす(泣)
まぁさすがに二人きりなんで頼みづらかったってのもあるんですが、むしろだからこそ頼みやすかったんじゃと後悔しきりです。
ぐわぁぁ。
やっぱいい意味で「旅の恥はかきすて」精神を発揮するべきでした。





と、そんな楽しい時間も3分ほどであっという間に頂上駅へ。
頂上の展望台からは尾道水道が一望にできます。
そろそろ日も傾いてきて、きっと夕日はきれいなんだろうなぁと思われます。
さすがにそれを待ってる時間はないんですが。

■山頂駅の展望台から!


■そろそろ日も沈む頃。ってなんで俺はここにいるんだろう?って瞬間でもありました。


■山頂にも猫ちゃんが!


ホントに30分で下りられるんだろうか?
だんだん時間が気になり焦り始めてます。
道に迷ったらアウトって事で慎重に地図を確認して下りはじめますが、これがまたけっこうキツイ。
歩き始めて30秒で膝ガクガクです(情けなっ)

■下りの途中。もっと時間があればゆっくり見るんだけど。残念。
■なんか、お忍びデートなんて良いかもなぁ。


時間があれば「文学のこみち」なんかをゆっくり散策したいところですがとにかく下りる事で精一杯です。

しかし延々と続く階段は圧巻です。
いやぁ、登りじゃなくて良かった。
んでも前をミニスカの女子高生の団体でも登ってたらぜんぜん疲れないんだろうけど(笑)

■ひたすら階段!
■なんか宮崎アニメに出てきそうな小道っすね。
■ミニスカだったら絶対パンチラですね♪


階段の途中、なにやら空き地が広がっている場所発見。
海を見下ろす位置にベンチが置いてある。
きっと休みの日は子どもなんかが駆け回るんだろうなって広場なんだけど、平日のそろそろ日も沈もうって時間帯は人気がなくて寂しい。

■そろそろ日が暮れる。


頂上の展望台よりは低い位置から尾道水道が撮れる。
尾道の街並みが近い分、こっちのが絵になるかも。
のんびりしたい所ではありますが先を急がねば!
広場から階段へ戻ろうとしたらワンコに出くわした。
猫はけっこう見かけたけど、ワンコは初めてかも。
誰ぞお散歩か?と思ったら飼い主がいない。
しかも放し飼い?
でも首輪はしてるから野良犬じゃないよなぁ。
まぁちょっとポッチャリしてるから飼い犬には違いない。
先を急ぐんでごめんなさいよ、ワンちゃん。

焦っていたとは言え人生最大の不覚とはこの事ですね。
帰ってきてからいろいろ尾道の思い出を見ていたらふと気がついた。
あっ!あのワンコって・・・ど、ドビンじゃないかぁっ!
ドビンとは知る人ぞ知る尾道のスーパーアイドル犬ですわな!!
「尾道」「ドビン」で検索すれば出てくる出てくる。
しかもブログまであるんですよ!

ぐわぁぁぁっ!
ロープウェーのガイドさん撮り損ねた以上にショックかも。
その存在は知っていたものの、てっきり商店街につながれているもんだと思ってたので、まさかこんなところをフラフラしてるとは思わんかった。
だぁぁぁ。

こんな事言うとあれなんだけど、ドビンちゃんはもう結構なお年なんですよ。
つまりですね、次回行く事があってもその時は・・・
あー、そんな事考えちゃいけませんな。

うーむ。
やっぱこれは近々行かねばならんかもしれんね。
運がよければドビンちゃんにガイドしてもらえるかも。
こんなラッキーな人

他にも「こもん」のワッフル食い損ねたり。
こっちは目の前をうろうろしてたくせに知らずに入りませんでした。
妙に繁盛してるなとは思ってたんだけどね(汗)

そんなこんなで後ろ髪を引かれつつ(引かれるほど髪はないんだが)尾道を後に。
思えばほんの4時間しか滞在してない。
こりゃぁまた来るしかないな。うん。
■商店街のアーケード。平日の夕方なのになんか閑散としてます。


■フェリーに乗って家路に向かうのかな?


少なくともドビンちゃんには会いたいもんな。
でも探して会えるもんじゃないし。

また来たいと思える旅。
きっといい旅だったんでしょう。
喫茶レンガ坂のおばちゃん。
いい旅になりましたよ!

■尾道冒険もおしまい。なんか寂しいなぁ。


■瀬戸内海に沈む夕日。胸に染みます。


■三原って、タコの街なんだ(笑)


■すっかり日も暮れて空港行きのバスを待ってます。また来るからね!




またきっと来るね!

| 尾道 | 18:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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尾道に行って来ました!

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初めて尾道を訪れたのが、ちょうど昨年の今頃です。

・尾道紀行

前回訪問時はまさかの安倍総理辞任の日。
今回は奇しくも福田総理が電撃辞任の翌週。
どうやら俺が尾道に行こうとすると総理が辞めるらしい(笑)

前回のリベンジもかねて再度訪問してきました。
で、今回はちゃんとドビン姉さんの写真も撮れました!
とは言え尾道を離れる間際に奇跡的に撮れたんだけど。

尾道中探しても会えずにいて半分諦めかけてたんだけど、帰り際にダメ元で再度寄った商店街で見つけた時にはちょっとドキドキしました。
でも写真撮られるのあまり好きじゃないようなんで、そーっとカメラを構えると

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こっちに気づいてスタスタスタと

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近づいて来てくれました。
すぐ側まで来て俺の匂いを嗅ぐとしばらくその場でジッとしています。
思わず頭をなでると「ヨシっ」て感じでまたスタスタ歩いていってしまいます。
あまり追い掛け回すのも悪いかなと躊躇していたら、スッと路地に入って行っちゃいました。

そろそろ帰りの電車の時間も気になります。
路地を覗き込むと開いた勝手口に扇風機が置いてあります。
たぶんお気に入りの場所なんでしょう。
その脇に伏せて気持ち良さそうにしています。

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ドビンは街中から可愛がられているのが良くわかります。
それでも彼女にはちょっと切ない過去があるんですよね。

ドビンは捨て犬です。
10年程前に飼い主が尾道を離れてしまい、ドビンだけ置いていかれたそうです。
その後ドビンを拾ってくれたおばあさんがいたそうですが、そのおばあさんも病に倒れ家を離れてしまったとの事。
すっかり野良犬となったドビンですがボランティアで観光客をガイドするおじいさんについて歩くようになり、やがて観光ルートを覚えてしまい、人間達を先導するように歩く事から「ガイド犬ドビン」として次第に有名になっていったようです。
今では尾道のアイドル犬として街全体がドビンを暖かく見守っているのだそうです。

それでも、もしかするとドビンはいつか飼い主さんが戻ってくるのを待っているのかもしれません。
ドビンの年齢からしてもうあまり長い時間は残されていないでしょう。
いつか元の飼い主と再会できる事があるとしたら、ドビンはどうするんだろうか?
何事もなかったように、ちょっと自慢気に尾道の街をガイドして歩くんでしょうかね?

ドビンがNHKに出たレポートを坂道写真館のご主人がまとめてくれています。

・ガイド犬ドビン物語

ちょっと切ないですね。
海馬ゆうさんが読んだら小一時間は泣いてるんだろうなぁ(笑)

最後にもう一枚だけとカメラを構えると
「私はこの角度が一番のお気に入りなのよ」とばかりに横を向きました。

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もういい加減にしなさいよ!って事だったのかも知れないけど(笑)
ドビンちゃん。
また会いましょう!今度はガイドしてくださいね。

・ガイド犬ドビンの尾道放浪記


| 尾道 | 17:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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尾道に行って来ました!(2)

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今回の尾道行きはドビンちゃんに会いたいってのが主たる動機ではあるんだけど、もうひとつ、林芙美子の石碑を見てみたいってのがありました。
林芙美子の石碑は、ロープウェー山頂から続く「文学のこみち」の途中にあるんですが、回訪問時は逆のルートで降りてしまったので見ることが出来ませんでした。
東京に帰ってから尾道についていろいろ調べるうちに「放浪記」の一節に出会い、ちょっと感動してしまいました。

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海が見えた。海が見える。  
五年振りに見る尾道の海はなつかしい。
汽車が尾道の海にさしかかると煤けた小さい町の屋根が提灯のように拡がってくる。
赤い千光寺の塔が見える。
山は爽やかな若葉だ。
緑色の海、向こうにドックの赤い船が、帆柱を空に突きさしている。
私は涙があふれていた。

この一節に感動して「放浪記」を読んだんですが、予想と違ってまるで今のブログのような内容なんですよ。
その当時ネットがあればきっと初代ブログの女王は林芙美子だったんじゃないだろうか?ってくらい赤裸々につづってます。
生活のためにカフェの女給さんなんかもやってるんですが、女給さんってのは今で言うところのキャバクラ嬢みたいです。
極貧生活にうんざりして「あー、何でもいいからお金が欲しい」みたいなことから、「こんな事ならいっそ死んでしまいたい」的な投げやりな文章があったかと思うと、常連のお客さんをさして「いい人なのはわかるんだけど、あの人だけは嫌」ってな具合になんとも正直な気持ちが日記として展開します。
大正、昭和の初期を生きた女性と、平成の時代を生きる現代の女性と、物事に対しての感覚がたいして変わってないところがちょっとした驚きでした。
いつの時代も女性はたくましいですね(笑)

そんな林さんが多感な少女時代を過ごした尾道に帰ってきたとき、変わらぬ佇まいに思わず涙してしまったんでしょう。
ドビンちゃんにしろ、林芙美子にしろ、どこか孤独で不運な影を持つ人も変わらぬ優しさで迎え入れてしまうような懐の深さがこの街にはあるような気がします。

穏やかな瀬戸内の海を見下ろす斜面には多くの寺社や墓地が点在し、生と死がごく自然に隣り合わせで同居しているようでもあります。
狭い路地はまるであの世とこの世を結ぶ迷路のようでもあり、ひとつ路地を間違えただけで異界へ踏み込んでしまうのではないかと錯覚を起こさせるくらいでもあります。
だからこそここには、各地を放浪した芙美子が帰りたい場所として願ったように、人を惹きつける不思議な魅力があるのでしょう。

足腰には厳しいんですけどね(苦笑)

▼千光寺の赤い塔

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▼千光寺の境内

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▼千光寺の赤い塔は街のいたる所から見る事ができます。

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| 尾道 | 20:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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尾道に行って来ました!(3)

今回の尾道訪問は
・ドビンちゃんに会う
・林芙美子の石碑を見る
っていう大きな目的があったんですが、それ以外にも前回やり残したいくつかの事をリベンジしたいってのもありました。

まずは「お好み焼き」!
前回は尾道ラーメンを食べるってのが割とメインな目的だったのですが、広島と言えばやっぱお好み焼きでしょう!

で、事前調査の結果いったのが「いわべえ」さん!

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実は予定していた便に乗れずに、尾道到着が午後2時過ぎ。
昼の営業が3時までだから焦ったんですが、店の場所がわからず迷いまくってたどり着いたら「準備中」の札が!
ぐわぁ。

この為に腹すかしてきたんで空腹率120%です。
仕方ないんでこれも前回行きそびれた「こもん」でワッフルでもと向かうとなんと定休日!
(こもんは火曜が定休らしいっす。泣)

ぐぅ。

お腹すきすぎてちょっと気持ち悪くなってくる。
そうこうしているうちにどんどんと時間は過ぎ滞在時間が削られていく。
ヤバス。

とりあえずロープウエーで山頂まで。
前回は貸しきり状態でメガネっ子なガイドさんとマッタリ世間話なんかできたんですが、この日は満員。

なんかちょっと思惑からどんどん外れていく。
この時点ではドビンちゃんとも会ってないので相当どんよりした気分でした。

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「いわべえ」は夕方5時から営業再開なんでそれまで我慢して、再度チャレンジする事に。
再開と同時に店に入ったから当然のごとく客は俺だけ。
おっちゃんと鉄板をはさんで差し向かいです。
なんか気まずい。。。
と、すぐに後から常連さんと思しき方が来てくれてひと安心。

看板メニューの「いわべえ」を頼んだんですが、これが激うま♪
やっぱいいね!広島風。
そばとうどんが選べるんだけどここはオーソドックスにそばをチョイス。
さらに餅が入ってるんですがこれが絶妙にウマス!
待った甲斐があったってもんですよ。

いやぁ、満足満足。

残念ながらおっちゃんを前にカメラを出す勇気がありませんでした。
相変わらずこういうところがヘタレなんだよなぁ。

▼商店街はレトロ感たっぷりです。

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▼ベビーカーなんて言葉はありませんでした。しかし乳母車だけでお店が成り立つんだろうか?

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▼路地狭っ!

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今度はワッフル食いに行かないとだなぁ。(また行くんかい!)

| 尾道 | 15:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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