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ラジオデイズ

ふと「オリベッティ・タイプライター」って言葉が頭に浮かんだ。
まぁ読んでた記事に「オリベッティ」って言葉が出てきたからだけど。

タイプライターは所有した事も、使った事も無いんだけど、昔良く聞いていたラジオコマーシャルをいまだに覚えている。
もう30年近く昔の話。

当時まだ文化放送のアナウンサーだったみのもんたの「カムトゥゲザー」って番組だったかな?と思って検索してみたら、どうやらニッポン放送の「江戸川乱歩ドラマシリーズ」のスポンサーだったようです。

そういえばラジオドラマってけっこうあったなぁ。
「明日は帰ろうオデッセイ」とか・・・

CMはたしか「たった一つの言葉に命をかける人がいる・・・」的なコピーだったような記憶があるんだけど、これがなんだかやたら恐かったんだよね。
低い男性の声のナレーションもそうなんだけど、番組自体も「怪人二十面相」とかかなり臨場感のある恐いつくりだったので、その流れのまま聞くとやたら恐かったんだろうなぁ。
30年以上も覚えてるんだからどんだけ恐かったんだよって事ですが。

調べていくうちに当時の懐かしい番組の数々がよみがえってきました。

「かぜこうじのたむたむタイム」
「あおい君と佐藤君」
テレビになる前の「欽ちゃんのドンとやってみよう!」
などなど。

思いっきり懐かしかったのが、山野楽器提供「中山えみ子のなが〜いつきあい」
なんかね、たいして面白くもない番組だったんだけど、大人のかわいらしい女の人ってイメージで憧れてたなぁ。

当時の中高生の楽しみってラジオくらいしか無かったわけで、そこでエロい事やちょっと悪い事なんかを学んだ気がします。
中には本気で考えさせられたり、感動して涙したりなんて番組もあったし。

そう考えると、当時のラジオの深夜放送のアナーキーな感じって、ちょっと2ちゃんチックだったかもね。

| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 20:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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伝説の美少女

バブル全盛の頃。
ブランド認知度を高めるために、海や山なんかのリゾート地にアンテナショップなるものを展開するのが流行っていた。
タバコ会社やビール会社は競って軽井沢や湘南に「マイルドセブンなんちゃらショップ」なんてのを展開してました。
当時俺が勤めていた会社も、ある流通企業の店舗名を冠した「海の家」の運営を請け負っていた。

ひと夏、ショップに付きっきりになるので、たいていは若手社員がひとりアサインされ、あとはバイトでまかなうってのが実態だった。
まぁ、アンテナショップって言っても海の家だから、脱衣所を用意したり、軽食やドリンクの販売とそれほど難しい仕事ではなかったんだけど。
考えようによっては毎日海でビキニのオネーさんたちを相手に仕事するわけで、事務所でクライアントにせっつかれながら企画書やら見積もりなんかを作るよりずっと「おいしい」仕事だったわけです。

事実、東京にいれば深夜まで残業なんてのはあたりまえだった時期に、日が暮れれば仕事は終了。
あと片付けを済ませた後に、浜にイスを持ち出して夕日を見ながら飲むビールは最高!なんて話をうらやましく聞いたもんです。

その当時すでに俺は若手ではなかったから、残念ながらこれは聞いた話。

バブルがハジけるまで続いたその店舗に、毎年バイトに応募してくる女の子がいた。
地元に住む大学生で、毎年夏中ほとんど休む事なく店を手伝っていたらしい。
サラサラの髪をポニーテールにして、自転車で通ってくるその子は、誰もが振り向く程かわいかった。
そのくせ仕事は半端なくできた。
バイトのシフト管理から、店の運営にいたるまで、社員がいなくても良いくらいに完璧にこなしていた。
そのくせちっとも偉ぶる事がなく嫌みがないから、バイト仲間からも慕われていたらしい。
その容姿から、ちょっとガラの悪いお客さんからナンパされたりなんてのはよくあったのだが、
毅然とした態度で蹴散らしたり。

かわいいのによく気がついて、芯のしっかりした、まるで宮崎アニメに出てきそうな女の子だったわけです。

お店は湘南にあったから、社員は週に一度、お店の営業報告のために事務所に顔を出す。
真っ黒に日焼けして明らかに場違いな担当は、8月も後半になるとなぜか元気がなくなるのが慣例。

ある夜の事。
報告に顔を出した若手社員と、その先輩。
「先輩、俺どうしたら良いんすか?俺はみんなを監督する立場だし・・・でも、俺、もう、あの子が好きでたまんないんすよ」
「お前もか。俺も去年告白して玉砕した。ちなみにY先輩はおととし玉砕だ。お前も続くか?」
なんてやり取りを小耳にはさみながら、彼等の若さがうらやましかった。

その後バブルも弾けて海の家の出店をやめてからは、誰もその子に会っていない。
それでも、夏になると思い出される、ある意味伝説のような存在になった。

しばらく忘れてたんだけど、↓のケツメイシの「また君に会える」を聞いて、そんな夏の事をふと思い出しました。
今頃どうしてるんでしょうかね?
きっと素敵なおばさんになってるんだろうなぁ。

| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 00:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「KILLING ME」中原理恵

killing_me.jpg

1978年のアルバムだからかれこれ30年ぶりである。
ふっと思い出したら無性に聞きたくなって、いろいろ探したんだけどCDも既に廃盤。
で、やっとこ手に入れて聞いてみたら当時の記憶が蘇るったらありゃしない!(笑)

な〜つかしぃなぁ(遠い目)

中原理恵と言えば「東京ららばい」が有名ですよね。
筒見京平、松本隆の黄金コンビの作品で、かなりヒットしたと思う。

その後「欽ドン」での「良い妻、悪い妻、普通の妻」でのコメディエンヌとしての活躍を覚えている人も多いんじゃないすかね?
『えぐいんでないかい?』ってセリフ、覚えてます(笑)

デビュー時は当時としては珍しいベリーショートな髪形が似合うメチャクチャ美人で、ちょっと近寄りがたいクールな雰囲気がありました。
そんな美人がいきなりアフロのヅラでぶっ飛んだキャラをこなしたりで一気にお茶の間の人気者になったように記憶してます。

で、このアルバムなんだけど、前半5曲はメチャクチャかっこいいんですよ。
(レコードでのA面ですね)
いわゆるただの歌謡曲の歌手と思ったら大間違いですな。
特に山下達郎、吉田美奈子の別の黄金コンビの「個室」なんて当時から評価は高かったし、今聞いても30年も前とは思えない洗練された出来です。
詳しいクレジットが載ってないんでアレなんだけど、確かそうそうたるミュージシャンが参加してたような記憶もある。
中原理恵の歌もいいんだよね!
なんか声が好きなんだよなぁ。

個人的には1曲目のインストゥルメンタルの小曲から続く2曲目「溶けよ夢」がすごく好きで何度も聞いてたから、これを聞くと当時の事を思い出します。
なんとなく大人の恋に憧れたもんですよ(笑)
結局そんな恋はしなかったけどね(泣)

中原理恵の印象からもっとずっと年上なのかと思ってたんだけど、調べてみたらオイラとたいして離れてないんでびっくり!
どうやら逆にサバ読んでたらしい(笑)

シンガー、コメディエンヌ、女優と多才な人でしたね。
しかも美人なのに気取らず気さくって、「イイ女」の典型みたいな人だよなぁ。

なんか小さなライブハウスで復活ライブとかやってくれないですかね?


| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 23:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「レフト・ハンデッド・ウーマン」 大村憲司

「早筆右三郎」ってNHKの時代劇ドラマがあった。
「早筆」ってのは今で言うところの新聞記者で、取材をしながら難事件を解決していくってドラマ。
なんと江守徹が主演。
ドラマ自体も面白かったんだけど、エンディングのテーマがめちゃくちゃかっこ良かった!
「えっ、何これっ!」ってクレジットを見ると深町純の作曲とな。
当時はクロスオーバー、後のフュージュンが盛り上がってる時期で、ご多分に漏れず俺も聞きまくってた。
いや、もうとにかくカッコ良くて衝撃的でした。
後に名盤の誉れ高い「深町純とニューヨークオールスターズ/ON THE MOVE」に収録されて「DEPARTURE IN THE DARK」って曲名が判明するんだが、オイラ的にはドラマに使われてた曲のアレンジのがスリリングで好きだったんだよな。

で、それはさておき、とにかく深町純を聞かなくちゃってことで早速レコード屋さんへ!
あの頃はそれが使命だと思ってた節がある(笑)

当時は今ほど情報もないから、雑誌(ったって「ミュージックライフ」と「音楽専科」くらいしかなかったけど)の情報とあとは勘で購入ですわ。
おこづかいの大半をはたいてハズレを買っちゃった時のガックリ感はすごかったなぁ。

いきなり深町純って言っても予備知識もなく、さらにそれほどメジャーな存在でもなかったからレコード屋にも数枚あるかないか。
つらつら探しているとオイラの目を捉えて離さないジャケット写真が!

second_phase.jpg

思わずジャケ買い(笑)
深町純の「セカンド・フェイズ」

セカンドって言うくらいだから2枚目なのかなとか思いつつ、恐る恐るプレーヤーの針を下ろす(今の人はこの表現わかんないだろうなぁ)
なんと!
かっこいいじゃあ〜りませんか!
いきなりシューベルトの「アベマリア」のアレンジもの。
で、特筆すべきが2曲目の「レフト・ハンデッド・ウーマン」です!
大村憲司の代表曲と言っていいこの曲、このアルバムが初演だそうな。
その後、自身のアルバムや、コラボレーションアルバムなんかでもやってますが個人的にはこのアルバムのアレンジ、演奏が一番好きです。

なんつーか「ケンジ・ショック」での演奏が『西海岸のビアバーでバドワイザーを飲んでるヤンキー娘のTシャツから見え隠れする胸の谷間に萌えてる』感じだとすると、「セカンド・フェイズ」版は『雪深い北陸のスナックで憂いを含んだ北陸美人に切れ長の目で見つめられて潤んだ瞳に射貫かれる』って感じ。
えっ、よくわかんない?
まぁ、なんだ、つまりそういうことですよ(良くわからずじまい)

残念ながら「セカンド・フェイズ」のCD化ってされてないらしく、「セカンド・フェイズ版レフト・ハンデッド・ウーマン」は幻の名テイクになっちゃうのかなぁなんて思ってたら、なんと「ファースト・ステップ」の復刻CDのボーナストラックに収録されてるって言うじゃありませんか♪
さらにiTunes Storeでも販売されてるとな!(ほかでもダウンロード販売やってるようです)
便利な世の中になったなぁ(遠い目)
早速ダウンロードして30年ぶりに聞いてみたんだけど、やっぱ激しくカッコいいっす!

潤んだ瞳に射貫かれました(笑)

| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 20:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「Sweetest Music」竹内まりや

missM.jpg
1980年の年末に発表のアルバム「Miss M」の初っぱなの曲です。
当時はフュージョンブームもありスタジオミュージシャンのクレジットを前面に出す事が多かったわけですが、このアルバムはなんとLAサイド、東京サイドとわけてそうそうたるメンバーで録音されてます。
LAサイドはデビッド・フォスター、ジェイ・グレイドンのAirplayコンビやスティーブ・ルカサーと垂涎のメンバーですし、東京サイドも未来の旦那、山下達郎をはじめ鈴木茂、清水信之なんかも名を連ねています。
その割には意外とマイナーな印象が否めないんですが・・・

で、この「Sweetest Music」はジェフ・ポーカロのカウントから始まるアップテンポな曲で、当時オイラの第三京浜を爆走する際のテーマ曲でありました。
ギターソロもカッチョいいっす!

このアルバムもマイナー感があるせいかTSUTAYAなんかにはおいてないんですよね。
まぁ古すぎってのもあるんだが。
かれこれ30年近く前の作品だもんなぁ(遠い目)

折りに触れCDショップなんかで探したりしてましたが、先日銀座に行ったおり、ふと山野楽器に立ち寄ってみたところあるじゃないですか!
すげーぞ山野楽器!
さすが「恵美子の長いつきあい」のスポンサーしてただけの事はある!
えっ?なにそれって?
あー、そりゃ知らないよね。
中山恵美子さんってシンガーソングライター(死語?)がDJをつとめてたラジオ番組があったんですよ。
やっぱ30年くらい前に。
すっごい可愛い人だったんだよなぁ。

まぁそれはそれとして、30年ぶりに聞いても色褪せてないんだよね。
すごい事です。
で、他の曲も懐かしく聴いてたんだけどラストの「フェアウェル・コール」は切なさ爆発ですわ。
すっかり忘れてた曲なんだけど、今になって聴いても当時の失恋の切なさなんかが甦るったらありゃしない(笑)

早い話が、他に好きな人が出来て「ごめんね」って歌なんですが、ひでーよなぁと思う。
そりゃないよセニョールって感じですね。
この感覚は30年経っても変わらないなぁ。
それはそれですごい事かもね。

実はこの歌ご自身のことなんじゃ?って当時話題になった。
慶應大学の学生時代から長く付き合ってる彼がいた事は周知の事だったし、その後今の旦那さん(山下達郎ね)と付き合ってるってのが噂され始めた頃だったから。
そう思って聴いてみると別の意味で感慨深かったりします。

作詩:竹内まりや

終わりは来ないと信じてた恋があった
あなたの優しさいつも同じだったから
新しい風にも身をさらわれることはないと
心を許したその時すべてが変わった

さよならするにはあまりに永すぎた日々
別れの言葉が見つからず涙ぐむ
傷つけたくないだけど 偽りは言えないの
あなたのふるえる声に耳をふさいでいた

人は誰も愛のために幸せを手放すことがある
叱らないで もうこれ以上話せなくなりそうなの
私にできること今は何もないけれど
あなたの微笑み忘れないいつまでも

人はいつかつらい過去も淡く遠い夢にしてしまう
私のこと気まぐれだと思ってもかまわないの
ふたたびどこかであなたに会えるものなら
すてきな誰かと一緒でいてほしい

ふたりの思い出時だけが消してゆくでしょう
受話器を置いたら後ろはもう振り向かない
後ろはもう振り向かない


男って・・・・
いいんだいいんだ!
前を向いて強く生きるんだっ!
と思った30年前のあの日(超遠い目)

| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 16:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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忘れられない女性(ひと)

もうかれこれ30年以上前の話です。

たしかまだ俺が中学生だった頃の話だったと思う。

その日、なぜそこにいたのかはよく覚えていないんだけど、今は無き向ヶ丘遊園地での出来事。
日曜日の昼下がり。
季節は秋頃だったろうか?

何かの集まりが遊園地の中の広場であって、現地解散後一人で帰宅する事になったんだと思う。
遊園地の中を出口に向かって歩いていると、やたらキレイな女性達の一団に出くわした。
その中にひときわ俺の目をひいた女の人がいた。
ピンクの半袖ニットに、白いミニのプリーツスカート。
歩くたびにスカートがひらひら揺れて、ドキドキしながら思わず後をついて行ってしまった。
顔や髪形は良く覚えてないんだけど、ちょっと小柄でかわいらしい感じの女性だったような気がする。

今にして思えばヨドバシあたりの大撮影会って奴だったんだろう。
出口に近いところに机が並べられのぼり旗が立てられ、なにやらフィルムの現像を受け付けていた。
彼女達はモデルさんだったわけだ。

三々五々集まってきたモデルさん達は控え室のようなところに入っていく。
件の女性も控え室の扉の奥に消えていった。
俺はといえば家に帰るわけだから、ここで彼女とはお別れである。

まぁ、ほんの数分間俺の前を歩いてて、スカートがひらひらする度にドキドキしてただけの間柄なんだけどね。

ところがその日はなぜかここで別れてしまうのがとても惜しかった。
それくらい彼女のタイプがストライクど真ん中だったんだろうなぁ。(今となってはスカートひらひらをぼんやり覚えてるだけなんですが・・・)
結局彼女達が着替えて出てくるまでその場で待ってしまった。
いわゆる「出待ち」って奴ですな。
うーん、厨房のクセに生意気じゃないか、俺。

モデルさんたちは大勢で、撮影会参加者も結構いたりして、見失わないようにかなり気を使ったんじゃないかな?
たぶん結構な時間待ってたように思う。
つーか、その時はそう感じた。
もう行っちゃったのかなぁ?と思って諦めかけた時に例の彼女が出現した。
友達なのか、その日たまたま一緒になったモデルさんなのか、数人で連れ立って出てきた彼女達は出口へと向かう。
その時、彼女が着替えて出てきたのがどんな服装だったかはよく覚えていない。
まぁその後ドキドキした覚えが無いからジーンズとかかな?(笑)

向ヶ丘遊園地は小田急線の駅からかなり離れた場所にあって、直通のモノレールがあるくらいだったんだけど、距離の割にはモノレールの運賃が高くて、よほどの事が無ければみんな歩いてた。
彼女達もご多分に漏れず歩いて帰ったと思う。

少し離れて気づかれないように後をつけた。
まぁ駅に向かう事はわかっていたから見失う事は無かったんだけど。
それでも刑事ドラマの尾行のような、どこか後ろめたい気分と、キレイなおねーさんを見ていたいという思春期の感情が入り混じって妙に興奮していたと思う。
ヤバイ厨房である。

小田急線に乗り、新宿まで向かう。
当時は急行で4駅。(今もそうかな?)
少しはなれた場所から談笑する彼女を気づかれないように見つめる。
当時は純粋だったから(笑)本当に見ているだけで満足だった気がする。
とにかく今までお目にかかったことが無いような美人だったんだよね。

俺は途中で降りなければならなかったんだけど、ここでお別れしたら最後、もう2度と会えないことはわかっていたから、結局自分の下車駅に着いても降りる事が出来なかった。

ほどなくして電車は終点の新宿に到着する。

さすがにこれ以上はついていけない。

そこでそのまま引き返せば電車賃は余計にかからないわけです。
当時の中学生には電車賃もバカにならなかったからね。

さようなら。
きれいなおねーさん。
もう2度と会うことは無いのでしょう。
それでも、きっと僕はあなたの事を忘れないでしょう。
何年も、何十年も。

ふとその時、どうしても彼女の声が聞きたくなった。
とっさに中学の入学祝に買ってもらったセイコーの腕時計を外すと、改札の手前で彼女に声をかける。
「あの、す、すいません。い、今何時ですか?」
立ち止まって振り向いた彼女は俺を涼しげな目で見つめる。
思った以上に細くて白い腕にはミッキーマウスが両腕で時間を知らせるタイプの腕時計がまかれていた。
文字盤が見えるようにすっと俺に身体を寄せると、鈴の音のようなかわいらしい声で時間を知らせてくれた。
ほのかにいい匂いがした。
ドキドキした。
礼を告げると、彼女はにっこりと微笑んで改札の向こうに消えていった。

当然といえば当然だけど、それ以来彼女に会うことは無い。

それでもこうして、30年以上経った今でもふと思い出す。
何があったわけではないけれど、ある意味運命的な出会いだったのかな。
今、撮影会なんかに参加しているのも因縁めいたものを感じたりします。

少年の日のちょっと甘酸っぱい思い出です。

で、今更ながら思うのは、駅のホームって時計いっぱいあったんじゃね?
バレバレじゃーん(滝汗)


▼誰にも似たような思い出ってあるんですかね?


■雪  猫

| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 00:43 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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夏の想い出

ちょっと重いネタが続いたんで気分を変えて。

高校生の頃の話です。

夏休みが近づいたある日の事。
教室でグダグダしてる俺達の元に貴重な情報が届けられた。
「お前らよぉ、今年の夏は新島行かねーか?なんかすげー穴場があるらしいんだよ」
「マジかよっ!」
関東圏の人はピンと来るんだけど、夏の伊豆七島、特に新島はナンパパラダイス!憧れのラブアイランド♪なんである。
当時の関東の若者は新島にさえ行けば「ヤレる」と盲信していた(そうでもない?)
しかも「穴場」と来たもんだ!妙な連想を抱かないわけがない(そんな事ない?)
当然俺達もご多分に漏れずあーんな事やそーんな事を妄想しまくり、満場一致で新島行きは決まった。

残念ながらその時点で俺はまだ童貞だったから、期待よりは不安のが大きかったのを覚えている。
『うまくいかなかったらどうしよう!そもそも場所がハッキリとわからんじゃないか!』
当時はネットなんてもんはないから、女子の身体がどんな構造で出来ているかなんて明確に知る由もなかった。
今の若い連中が羨ましいぜ!

さて、そうこうするうち梅雨もあけて夏休みに突入。
いよいよラブアイランドに出発の日が来る♪
本当は8月に入ってからにしたかったんだけど船のチケットが取れなくて、夏休みに入ってすぐの平日だったと思う。
梅雨があけないんじゃないかとヤキモキしたんだけど、ギリギリで梅雨明けが間に合った。
当日は夜に竹芝桟橋から東海汽船で出発。
2等船室で雑魚寝しながら明け方に島に到着するってのがお決まりのパターンだ。

さて、島に到着して寝不足と船酔いでヘロヘロになりながら港に下り立つ。
朝早いから港には民宿の出迎えの人と本土からの荷物待ちの人がチラホラいるくらい。
俺達の宿は港からバスでさらに奥へと向かうわけで、バスの時間までブラブラ時間を潰したんだと思う。
良くは覚えてないけど、けっこう遠かったような気もします。
なんつっても穴場だからして♪
朝早いから港も宿までの道すがらもひっそりとしてた。
それでもこれから起きるであろう、めくるめく青春の1ページにワクワクドキドキだった。

民宿について荷物を置いたらとりあえず海に行こうってことになる。
ここらへんはさすが高校生だよな。
今の俺ならとりあえず昼くらいまで寝ちゃうもの(笑)

午前中の海にはまだ誰もきていなかった。
やっぱ海はイイ!
奥まった入江にあるビーチは幅も狭く、ちょっとプライベートビーチのような感じ。
水のキレイさと、思った以上に冷たい水に俺達ははしゃぎまくった。

さて、潜ったり波に乗ったりしながら遊びまくったら腹が減ってきた。
どうやらそろそろ昼飯時だ。
とうぜん弁当なんて用意してないから、一旦宿に戻る事になる。

この時点でホントなら気がつくべきだったんだよな。

俺達の泊まった民宿では昼飯は用意できないって事で近所の食堂へ行く事になる。
とは言えほとんど店の無いエリアだったから選択肢はなかったような気がするんだが。
食堂でラーメンを食って、ついでにかき氷を頼んだりして夏を思いっきり満喫である!

他にする事もないんでビーチに戻る。
そろそろビーチも混みはじめてる頃だろう。
カラフルな水着を身にまとった女子達の嬌声や姿態を思い浮かべて防砂林を越えるとそこには!
・・・・誰もいない。

はれ?
どゆこと?
ビキニは?
ビーチボールは?
サンオイル塗りっこは?
どこなのコパトーンっ!

結局帰るまでの3日間。
家族連れが何組か来ただけで、私立女子高のお嬢様4人組も、ちょっとエッチな女子大生2人組も、やさしく教えてあげるね的なOL5人組なんてのにお目にかかる事はなかった。

「結局さ、新島の伝説なんて嘘なんだよ。俺達まんまと騙されたんじゃね?」
「そりゃそーだよな、誰でもヤレるなんてそんな事あるわけねーよな」
「B組の吉田のやろー、フカシいれやがったんだな」
「そだそだ」
と納得して帰路へ着く事になる。

帰りは昼頃のバスに乗って港へ行き、東海汽船で一路東京へ夕方着だったような気がする。
バスに揺られてガッカリ感もゆらゆら揺れます。
真っ青な空に入道雲が悲しいくらい白い。
思えばこの3日間。
砂や海、空や雲の青と白の世界にどっぷりと浸りまくった。
まぁそれはそれで楽しかったし良しとしよう。
それでも蝉の声が切なく響きます。

やがてバスは島の中心地にさしかかる。

そこで俺達が目にしたのは!

日に焼けた、いけ好かないにーちゃん達の冗談に「やだー、もう!」と嬌声をあげる私立女子高のお嬢様4人組や、エッチな女子大生2人組や、やさしく教えてあげるね的なOL5人組さん達だった。
そこにはビキニにTシャツを羽織ったカラフルな世界が広がっていた。
獲物を狙うようなイヤラシイ目つきの男達と、誘い水をまくかのような派手ないでたちの女達。
俺が妄想の中で思い描いたこれぞまさしく「新島ので・ん・せ・つ!」

「こ、ここにいたんだ!」
俺達はあまりの事に絶句した。
仲間の一人が振り絞るような小さな声でつぶやいた。

「あそこ、ホントに穴場だったんだな」

俺の童貞ライフがそれからしばらく続く事になったのは言うまでもない。










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雨上がりの夜空に

山谷の話が出たついでと言ってはなんだけど、山谷のご近所の吉原での思い出話。
吉原も山谷と同じく現在は地名としては残ってない。
男なら一度は憧れる色街である。
まぁ簡単に言うとソープ街っすね。
江戸時代から続く遊女の街は欲望の渦巻く悲しい歴史のある街かもしれません。

俺が社会人になりたての頃の話。
かれこれ20年以上も前になるんだねぇ(遠い目)

ちょっと話が長いのと、アレな内容もあるのでそういうのが好きじゃない人には読むのお勧めしません。
「森野さんってそういう人だったんだぁ!不潔っ!大ッキライ!」ってな純なお嬢さんは絶対読まないでね(笑)

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| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 18:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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春の予感

季節外れで申し訳ないんだけど、たまたま見つけていても立ってもいられなくて。

シンシアこと南沙織ですよ。

「17才」でデビューしたときは俺はまだ小学生だったわけだが、もしかすると初めてアイドルを意識したのは南沙織が初めてだったかも知れない。
まぁすぐさま天地真理に心移りしたりしてるんだけど(笑)

「春の予感」は尾崎亜美の曲で、たしかCMの曲だったような。
資生堂だっけか?

しかしこれだけ顔のアップ押しのPVも珍しいんじゃ?

デビューしたての頃はストレートヘアーが印象的だったんだけど、この頃はかなり大人っぽいイメージですね。
いつまでもちょっと垢抜けない感じが好印象で、芸能界にもファンは多かった。
結局、篠山紀信の嫁になっちゃったわけですが、男は顔じゃないんだなぁと教えてくれた人でもありますね(笑)

しっかし今見てもかわいいなぁ♪


| ■ ふと思い出した懐かしいコト | 00:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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